考える野球
Post date: 2012/04/24 4:53:40
BCSシニアのテーマの一つに「考える野球」というのがあります。
子供たちに考えさせる。
手取り足取りの指導ではなく、失敗した、うまくゆかなかった時に「なぜだろう?」と考える癖を付ける事は野球のみならず将来の人生においても、とても大切な事だと思います。
日々の反省、そして当たり前の事にも感謝出来る心をもつ事。
野球はチームプレイです。一人の失敗がチーム全体に影響します。仕事も同じです。一人で完結する仕事は極めて稀。その中で日々是好日なりで過ごしてしまう人、ああ、また同じ失敗をしてしまったなぁ、で済ませる人も居れば、なんでアイツは上手いのだろう?どんな練習しているのかな?同じ失敗しないために次はココを気をつけて意識してやってみよう、と常に考える癖が付いている人とでは短い時間/期間でも大きな差となって現れてきます。
特にこれからの時代、言われたことだけ忠実にやる、というだけでは付加価値を認めてもらいにくい。単純作業はどんどん機械に取って代わられる、そんな時代で自分にしか出来ないこと、自分ならうまく出来る事を一つでも身につける事が肝要になってきます。
その様な時代に求められる要素の中でも「自ら考えて行動できる」という事は一般的にも非常に重要な能力だと思います。
マニュアル人間が増えて、不測の事態に弱い、言われたことは出来るが指示書が無ければ何も出来ないというのでは困ります。どこでも通用する、というと大げさかもしれませんが、私個人的にはコレが出来る人は、どんな状況でも自分で何とかする(或いは出来る方法を見つける)事が出来るんじゃないかな?と思っています。
BCSのこの良きテーマをいろんな形で伝えて行ければと思っています。