2020年4月よりBCS小学部シ二ア(5,6年生)の監督を務めることになりました佐藤と申します。
現在、シ二アでは約20名の選手が活動、練習は基本的に土日の8:30-12:30に行っております。
日本人が中心ではありますが、シンガポールをは じめとする日本以外の国籍の子供たちも多く所属しております。
参加する大会も海外で開催されるものも多く、非常に国際色豊かなチーム・活動となっております。
そんな我がチームの 2020年度スローガンは、先日亡くなった野村克也氏の言葉にもある「野球に学び、野球を楽しむ」。
子供たちはちようどゴールデンエイジにあたる世代ですので、練習すればどんどん上達していきますが、
個人差もありますし、まだまだ小学生。戦術や勝利にこだわりすぎず、まずは楽しく一所懸命に、
できるだけ自分たちで考えながら、チームとして積極的に活動してほしいと考えています。
また、スポーツマンシップや礼儀、周囲への感謝や敬意など、ある意味野球技術以上に大事なことを、
活動を通じて身に着けられるよう、我々も指導に努めていきたいと考えております。
駐在員のご家族がほとんどですので、いずれは帰国となる可能性が高い子たちばかりではありますが、
最後までBCSで楽しく活動を続けられ、帰国後も「野球やろうぜ、といってみんなで集まれるような仲間ができる」
「中学高校まで野球が好きで続けられる」手助けができれば、我々としては何よりと考えています。
軟式硬式を含め、多くのチームが存在する日本 と違い、シンガポールで野球ができるチームは
アメリカンスクールなどごく僅か。BCSも練習環境に恵まれているとは決して言えませんが、
「シンガポールでも野球が続けたい」「野球をやってみたい」という子供たちに応えるべく、
できる限り努力していきたいと思っておりますので、初心者の方も含め、ご興味がある方は、
どうぞ遠慮なくご連絡ください。まずは見学や体験にグラウンドまで足を運んでいただければと思います。
尚、BCSの運営はすべてボランティアで成り立っており、コーチや事務局も選手の父母が担当することになっているため、
今後も皆様のご協力を仰ぐ場面はあるかとは思いますが、基本的には「無理のない範囲」「学業、ご家庭の事情優先」
でご協力いただければ充分、と考えております。
また、野球経験のないお父様・お母様もコーチ参加・お手伝い大歓迎です。(かくいう私自身も野球経験は少年野球のみです)。
今年度も子供たちのために、是非みんなで「シンガポールの少年野球」を盛り上げていきましょう。
よろしくお願いいたします。
BCS小学部シニア監督 佐藤