今回は前回の記事を書いている時に思い出した事について綴ってみます。 以前会社で後輩向けに作った資料を引っ張りだして眺めてみました。 資料の目的は 「明るく楽しく自発的に物事に取り組むための、発想の転換・着眼点のポイント」 とあります。 その時どの様な状況でこのような資料が必要になったのかは主題とはあまり関係が無いので省略しますが、いくつか本を読み、諸先輩方に指導を頂いて作ったシンプルな資料は我ながら良くまとまってるなぁと感じました。 ざっくりと要約すると、居心地の良い状態に意識して自らを置くことでモチーベーションを高く維持しながら楽しく目標達成してゆく為には、 1)高い目標設定 2)大義を明確に持つ 3)ワクワク感を設ける 4)事象をポジティブに捉える の4点が大切である、という事。 高い目標を設定する事で脳が活性化します。しかもこれは他人ではなく自ら設定した(合意した)目標である事が肝要。 低い(容易く達成できる)目標ではそれなりの行動しか導き出せないが、高い目標を設定して現状とのギャップを認識して、これを埋める努力を行う過程で大きな成長が期待できる。 これは一見すると難しい事のように感じますが、筋肉なども同じで、少し高めの負荷を掛ける事により体が「いまの筋力では駄目だ、もっと強くならないと」と反応する事と同じです。 生の本能として生物が兼ね備えている成長能力をうまく活用する事と言えるかもしれません。 余談ですが、大工さんはしょっちゅう材木をかつぐので、肩から毛が生える、という話を聞いたことがあります。 その先輩は家業が大工さんだったのですが、先輩のツルツルした肩を見て「嘘や無いですかぁ」と聞いた所、「俺は箸より重いものは持たんのや」と言われ、いまだ検証が出来ていません。どなたか情報をご存知であれば教えてください。 <次回に続く> |